MT4 EAパラメーター変更は素人でもできる

為替全般

ここでは5本移動平均線を使っているけど8本にしたらどうなるだろう?

チャートをみながら、こんな疑問を持ったことは誰でもあると思います。MT4では、ちょっとした知識があればこういう変更は簡単に出来てしまいます。今回は、移動平均線の期間変更をしてバックテストしてみましょう。この操作が出来ると8本の移動平均線の期間を15や20にするとEAの損益がどう変化するかが確認できるようになります。

最初は30分くらいかかりますが、慣れてしまえば数分です。

移動平均線の期間変更

では、EAのパラメーターを変更してみました。このEAは2本の移動平均線が交差したときに売買が発生する仕組みになっています。プログラムでは、短期線10本、長期線40本となっています。

まず米ドル円(USDJPY)1時間足、2013年1月~12月で普通にバックテストをします。私のMT4ではこういう結果になりました。

MT4 移動平均線 パラメーター0

+1699.09ですのでこのままでも悪くないですね。でも、もっと良い組合せを探してみましょう。エキスパート設定 クリック

MT4 移動平均線 パラメーター1

バックテストに使用したストラテジーテスター画面の右側に「エキスパート設定」というボタンがあります。これをクリックします。変更可能な変数確認

MT4 移動平均線 パラメーター2

クリックして開いたなかの「パラメーターの入力」というタブをクリックすると変更可能な変数が表示されます。このEAでは、
FastMA_Period以下4つの変数が変更可能であることが確認できます。でも、この変数の意味がわからないと迂闊に変更は出来ませんよね。この確認はプログラムをみて行います。変数の意味確認

MT4 移動平均線 パラメーター3

プログラムを見るには「メタエディター(MetaEditor)」を起動させます。MT4画面上部にあるこのアイコンをクリックします。ちなみに、MT4のバージョンが違うとこのアイコンがダイヤの形になっていてちょっと違いますのでご注意ください。

MT4 移動平均線 パラメーター4

開いたらExpertフォルダの中から「MACross_Exp.mq4」という名前のEAを探します。見つけたらダブルクリックするとこの画面のような文字だらけのプログラム内容が画面に表示されます。このプログラムの//パラメーターという赤枠で囲んだ部分をご覧下さい。

ここで各変数の意味が確認できます。

  • FastMA_Period = 短期移動平均の期間
  • SlowMA_Period = 長期移動平均の期間
  • Lots = 売買ロット数
  • Slippage = スリッページ

移動平均線の期間を変えるのであれば、FastMA_PeriodとSlowMA_Periodの2つの変数を変更すればいいのだということがわかります。豊嶋先生の本で提供されているEAはシンプルでわかりやすいので基本的にここで変数内容が確認できます。もしもここでわからない場合は、プログラムをみることになります。

MT4 移動平均線 パラメーター5

一番簡単なのは、プログラムの中にある「int start()」の中をみることです。ここでは、iMA(NULL,0,FastMA_Period,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,1)という感じで使われています。このFastMA_Periodのある場所は期間を示す場所なので、この変数は移動平均線の期間を示しているのだと確認ができます。

このiMA()などについてはこの連載で後で説明させていただきます。ここでは、こういう部分で確認するのだということだけ理解しておけば充分です。

変数の意味確認が出来たら変更してみましょう。変数変更

MT4 移動平均線 パラメーター6

MT4画面に戻り、先ほどのパラメーター設定を開きます。そしてSlowMA_Periodを20に変更してみましょう。「バリュー」という部分の数字40をクリックして20と入力するだけです。変更したらOKボタンを押します。あとは、先ほどと同じ条件でバックテストをするだけです。移動平均線 期間変更後のバックテスト結果

MT4 移動平均線 パラメーター7

先ほどの変数変更後のバックテスト結果です。利益が+1699.09⇒+2002.14に増加しています。慣れるためにいろんなポターンで試してみて下さい。

MT4 質問しても回答が理解できない

MT4のプログラムを初めてみたとき、見た瞬間に「こんなのどうやって覚えるんだ」と気が遠くなる気分になりました。

こういう気持ちになったのは、私だけではないと思います。

でも、心配は要りません。その内容が完璧にわからなくてもEAは作れます。わからない部分も、EA作りをコツコツ続けていくうちにわかるようになっていくので問題ありません。

大事なのは、わからない事が出来たら検索して自分の頭で考えてみる習慣をつくることです。

質問はそれからです。

ブロガーさんの中には、質問に対して丁寧に答えてくださる方がいます。でも、自分の理解が進まないうちに質問してもその回答の意味がわかりません(汗)。

まずは、基本手順どおりにやって覚えましょう。

それと、同じ条件でやってもバックテスト結果が違うこともよくあります。これは、MT4業者さんでスプレッドや使っているデータが違うことやバックテストに使うデータが一部抜けていることがあるためです。ここでは、結果にあまりこだわらずに操作を覚えることに集中してください。

パラメーター変更は自作EA作りの第一歩

私は、今回のパラメーターの変更が自作EA作りの第一歩だと思っています。いろんな組合せでバックテストをしてみて数字がどう変わっていくのか遊び感覚でやってみてください。ここで沢山遊んでおくことが後々重要になってくきます。

EAつくりに何が正解ということはないのですが、普段からいろんな数字の組合せを試しておくことで、これらの基礎力を少しずつ養成していけると思います。

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